ワープする宇宙―5次元時空の謎を解くを最近、もう一度読んでみました。


きっかけは、最近、たまたま「エレガントな宇宙」という以前の番組を見たからです。


二度目に読むと、以前は全く理解できなかったところがイメージできたりして面白いものです。


もともと理系コースにいたことがあるので、こういうのは好きなのです。
能力があれば、こういう世界も面白かっただろうななどと今でも思います。
能力が足りませんでしたが。(微積で挫折しました。。。)


すべての物質は極小のひもで出来ているというひも理論(超ひも理論)からM理論に至るまでの話やブレーンの話など、前よりイメージできるのは、知識が増えたから?


しかし、新しい疑問もたくさん湧いてきました。


ひもとブレーンというのは、同じ物体なのでしょうか(ひもはブレーンがひも状になったもの?)。粒子を交換することでなぜ力が伝わるのか。なぜ力が引力や斥力なのか。


リサ氏の学説は二枚のブレーン(膜)に挟まれた世界を想定しているようですが、この二枚のブレーンの世界で完結しているのか。


宇宙って不思議ですね。
人間の感情もひものなせる技なのか。
そのような宇宙を観察できる意思って何なのですかね。
冷めた見方をして化学反応だとしても、それはそれこそ「ひも」の振動や力のやりとりかということになりそうですよね。
何かそれも違う異質な気がします。そういったものを生物は進化の過程で利用できるようになったのか。
意思は弱い力かもしれませんが、物体にも影響を及ぼせるんですよ。オカルトや超能力ではなく。
頭で考えて体を動かせますよね。
もし意思が物体に影響を及ぼせなければ、思うことによって物体である体を動かせないはずなんですよ。
少なくとも電気信号に代わるという意味で、電子には影響を及ぼせるのです。
ということは、電磁気力なのだろうか。


あまり考えすぎると寝れなくなるのでやめておきます。
我思う、故に我在り、でやめておきます。


本では、質量を生むとされるヒッグス粒子や重力を媒介するグラビトン、そして余剰次元の存在の有力な手がかりとしてLHC粒子加速器の実験が注目されています。


ところで、本が出版されてから、そろそろ5年になるようですが、このところ話題が耳に入ってきません。


芳しい結果が出ていないのでは、などと心配して調べてみましたら、日本語のサイトを見つけました。


着々と実験は進んでいるようでほっとしました。


どんな実験結果が出るのかわくわくしますね。